2011年9月9日金曜日

福島応援ショップ出店断念=反対メール相次ぐ―福岡

(時事通信社 - 09月08日 23:05)

 原発事故の風評被害に苦しむ福島県の農家を支援しようと、福岡市西区に17日オープン予定だった「ふくしま応援ショップ」の出店が見送られることになった。企画した市民グループ「ふくしまショッププロジェクト」は8日、同市内で記者会見し、「出店に反対するメールが相次いだことが原因」と説明した。

 同グループによると、店舗は西区の商業施設「マリノアシティ福岡」の一画に常設店として設置し、震災前の原材料を使い安全が確認されたジャムや乾麺など福島産の加工品を販売する計画だった。

 ところが、4日から市民グループ、商業施設に「福島のトラックが放射能をまき散らす」「危ないものを売るとはどういう了見か」「不買運動を起こす」などのメールが計15件程度寄せられた。7日には商業施設側から出店を見送るよう要請があり、開設を断念したという。 
にほんブログ村 ニュースブログへ