2011年5月12日木曜日

災民がモンスター化!理不尽な要求連発に支援者も我慢の限界に…

(11/05/11)
    
3月11日に発生した東日本大震災から2か月になるが、被災地ではいまだに大勢の人が厳しい避難生活を強いられている。
行政やボランティアも必死の支援活動を続けているが、プライバシーも確保できない避難生活のストレスからか一部の避難民がモンスター化、そのあまりの理不尽さに支援者も限界に達しているという。
中にはこんな酷いケースも・・・

日本史上最高のマグニチュード9の揺れと津波により甚大な被害をもたらした東日本大震災。
さらに福島第一原発の爆発・放射能漏れ事故も重なり被災地域ではいまだに大勢の人が不便な避難所生活を強いられている。
そんなストレスからか、ここに来て避難民のモンスター化が深刻化しているという。

宮城県のある自治体では被災者に自転車の貸し出しを始めたが、これはあくまで買い物などに用いる短期的な貸し出し。
しかしある中年男性から「3か月ほど貸してくれ」との要望が。
それを断ると胸ぐらに掴みかかってきたという。

岩手県の避難所では支給する靴のメーカーまで指定されるなど要望が細かくなっていると頭を抱える。
中には「我々は避難民なんだから、行政が応じるのは当たり前」と強い口調で迫る人も。

他にも「車を買うからカネをよこせ」「内風呂のある部屋じゃなきゃ嫌だ」と主張する人も続出。
岩手県陸前高田市の集会所で避難所を運営している自主防災会の会長も「見ず知らずの人の要求になぜそこまで応えなければいけないのか」と困惑。
「肉体的にも精神的にも限界」と避難所の閉鎖を決めたという。
(週刊ポスト、朝日新聞他)