2011年3月6日日曜日

日本文化チャンネル桜

日本のテレビ番組制作・動画配信サイト運営会社で元衛星役務利用放送事業者、または同社がかつてスカパー!において放送を行っていた専門チャンネルおよび現在他のチャンネルで放送中の番組群の総称。略称・通称はチャンネル桜。なお同チャンネルはあくまで制作会社や番組群の通称であり、いわゆる「放送局」ではない。

放送内容はかつては社名・チャンネル名の示すとおり落語・詩吟・講談・浪曲・民謡など日本の文化や伝統芸能に関する番組もあったが、現在は放送時間の制約から看板番組である報道・オピニオン番組が中心となっている(ちなみに放送法は第1条第2項で放送局の自律・不偏不党を謳っており、全ての論評は発言者個人の見解という建前)。番組の始めと終わりには日本の国旗の掲揚と君が代演奏の映像が放映されている。

開局以来、保守の立場を堅持しているとされ保守派とされる人物が多数出演しているほか、保守系とされるシンポジウムや講演会、市民運動を多く取り上げており、社長の水島総が幹事長を務める頑張れ日本!全国行動委員会の市民集会やデモ行進を取り上げることも多い。

国際的な人権問題も扱っており、北朝鮮による拉致被害者家族やチベット人、ウイグル人などを多数出演させてい
る。

前述のようにいわゆる「特定アジア」やそれらに好意的な論調であると主張しているマスメディアの他、人権擁護法案や外国人参政権、夫婦別姓、女系天皇即位を可能にする皇室典範改定などをはじめとする政策(いわゆる日本解体法案)やそれらに賛同的な諸団体・人物に対しては概して批判的である。最も批判が多いのは中華人民共和国であり、中国共産党に批判的な著名人が討論会を行った事がある。歴史問題で有名な南京大虐殺論争を積極的に扱っている。番組では上海社会科学院研究員の程兆奇と南京師範大学の張連紅教授へのインタビューがあり、さらに南京大虐殺紀念館へ訪問を行っている。

また視聴者などの有志に呼びかけ上記の政策の他、米連邦議会下院における「従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議」や、NHKの番組『NHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」第1回「アジアの“一等国”」』における偏向・歪曲的とされる問題に対する抗議活動を行っている。

この他、内閣総理大臣及び全閣僚の靖国神社公式参拝の推進や北朝鮮による拉致被害者全員の帰国を求める活動をしている。また靖国にA級戦犯を分祀する事を同意している古賀誠、石原慎太郎を批判している。

既存のマスメディア(特にNHKや在京民放キー局などの地上波テレビ)が報道に消極的・あるいは取り扱わない(取り扱えない)とされる情報や議論が取り上げられることもある。また視聴者の拡大を目的として番組の一部に著作権フリー(非営利目的に限る)を明言しているものがあり、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトに多く投稿されている。

朝鮮学校による児童公園占有に対する在日特権を許さない市民の会の抗議行動を支持することを宣言している。

Wikipediaより