2011年5月4日水曜日

海底の土からも放射性物質=通常の1000倍―福島第1原発

(時事通信社 - 05月03日 22:02)

 福島第1原発事故で東京電力は3日、同原発から15~20キロ離れた福島県南相馬市小高区と楢葉町岩沢海岸の約3キロ沖合の海底で採取した土から、通常の1000倍程度の放射性ヨウ素やセシウムが検出されたと発表した。事故後、海底土の調査は初めて。

 通常は検出限界未満で、検出されても1キロ当たり数ベクレル以下だという。同社は今後、海洋生物などの調査を行い、影響を調べる。