2013年9月12日木曜日

滝川クリステル 実働2カ月「お・も・て・な・し」の値段



「タダ働き」では、あそこまで真剣にはなれないだろう。

 今回の五輪招致レースで東京が勝った理由のひとつは、最後のプレゼンという声が多い。

 トップバッターで登場した走り幅跳びでパラリンピック3度出場の佐藤真海(31)の体験談は、会場にいる人々の心に届き、「クール・トーキョー・アンバサダー」として壇上にあがった滝川クリステル(35・フリーアナウンサー)は、国際オリンピック委員会(IOC)の公用語であるフランス語を流暢(りゅうちょう)に話し、「お・も・て・な・し」の心をIOC委員にアピールした。

 彼女らは「東京五輪」実現のために手弁当で汗をかいてきたわけではないだろう。東京招致委員会に、彼らにはいくらの「ギャラ」が支払われているのか問い合わせたところ「アンバサダーの方の謝礼については公開しておりません」(広報担当者)との答え。
「公開はしていなくても、いくらかのお金は払っているわけですよね」という日刊ゲンダイ本紙の問いには「まったくのボランティアということではございません」(同)といった。

 今回の五輪招致費用は総額75億円。おそらくアンバサダー(大使)への謝礼はその中から出ているはずだ。ちなみに滝川クリステルがアンバサダーに任命されたのは6月下旬。7月にはスイス・ローザンヌで行われた開催計画説明会でも日本人の情熱や都市の快適性を述べIOC委員に支持を訴えた。

「滝川さんは最終プレゼンまで大きな仕事を入れず、スピーチ原稿を覚え、何度も鏡の前で練習していたはずです。東京へ五輪を招致するために戦ってきたわけですから、その金額が妥当かどうかは別にして、実働2カ月ちょっとでも1000万円以上は出ているでしょうね」(元広告関係者)

 五輪を呼ぶにはあらゆるところでカネがかかる。
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