(時事通信社 - 09月20日 14:05)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)は20日、福島市中心部の渡利地区を中心とした放射線量を発表した。市が調査していない民家の庭などでも線量が高い「ホットスポット」があり、地上1センチの高さで1時間当たり最大20マイクロシーベルト、同50センチで4.8マイクロシーベルトを記録したという。
神戸大学大学院の山内知也教授(放射線工学)に依頼し14日に測定。学童保育が近い八幡神社入り口でも、地上50センチの高さで、同2.7マイクロシーベルトだった。市の除染対象となっていた渡利小学校南側通学路の側溝上では、地上1センチで同5.5マイクロシーベルトを記録した。